いもち病

夏が戻ってきてくれたと思ったのもつかの間、再び秋雨のような長雨が続いています。

この長雨で恐れていた事態が発生。

一部の田んぼでいもち病が出てしまいました。

 

この田んぼ、見た目はとても元気に育っているように見えますが、よく見ると…

このような茶色の斑点があちこちに…

今は葉っぱだけですが、これが広がって最終的に稲の穂首にまでいもちが広がると、そこから先の穂が枯れてしまい大減収となってしまいます。

 

この田んぼ、他の田んぼに比べて明らかに葉色が濃くて少し繁りすぎています。

無施肥にもかかわらず窒素が効きすぎてしまった状態で、そこにこの長雨と低温でいもち病の菌が好む状態になってしまったと思われます。

この田んぼは、4年間畑として使っていたところを今年から田んぼにした1年目の田んぼ。

畑の期間中、肥料を入れていたわけではありませんが、野菜の株元に草マルチをするために刈った土手草をせっせと入れていました。

畑として好気的な状態が長く続いたことと土手草を入れていたことで結果的に稲には肥えすぎてしまったようです。

 

もう一枚いもちが出てしまった田んぼ、こちらは4年くらい耕作放棄されて草ぼうぼうになっていた所を今年から田んぼにしたやはり1年目の田んぼ。

こちらもはやり無肥料にもかかわらず葉色が濃くて繁っています。

毎年草が繁っては枯れて土に還りを繰り返し、結果的に稲には土が肥えすぎてしまったようです。

通常、無肥料栽培の田んぼでは出穂前に水を抜く「中干し」をしないのですが、このような田んぼは強めに中干しをするべきだったかなと反省しています(強い中干しをすることで窒素の吸収を抑えることができるため)。

状況を観察し応じることが大事だなと痛感です。

一般的にはここで農薬をまくのですが、そういうわけにはいきません。

これは酢と焼酎を約100倍に薄めたもの(ストチュウ)を散布しています。

小さな田んぼなので手動の小さな散布機でできますが、広い田んぼだと動力散布機が必要になってしまいます。

雨が多いので撒いてもすぐに流れてしまいます。

なんとかこれでいもちが収まってくれればよいのですが・・・

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    尾尻平の真美 (金曜日, 07 8月 2015 18:32)

    ブログ、拝見しました。自家用の田んぼで、葉いもちが出て、ストチュウ散布を1度しました。よろこぶつち農園さんの田んぼは、この後被害はどうでしたか?何回くらい散布したのでしょうか?ストチュウ以外の対策などあれば、教えていただけると嬉しいです。実は、去年、夏の長雨と冷夏でいもちで、1反全滅というしんどい体験をしました。今年は、いもち対策をいろいろして、挑んだつもりですが、農薬はできるだけ使いたくありません。標高、1030mの山間部です。最近の天気が夕方スコールが降る日が続いてそれがよくないかな・・。

  • #2

    よろこぶつち農園 (土曜日, 08 8月 2015 14:57)

    尾尻平の真美さん、コメントありがとうございます。
    いもち病、悩ましいですね。
    標高が1030mと高いので水の冷たさとかも関係しているのかもしれませんね。
    うちの田んぼも天候が良いにもかかわらず今年も出てしまいました。
    ストチュウですが、去年は小さな田んぼだったのでかなりまめに撒きました。
    7~8回くらいでしょうか。
    それでも部分的に穂首いもちになって枯れてしまいました。
    壊滅的な被害までには至らなかったのですが、ストチュウの効果があったのかどうかははっきりとはわかりません。
    ストチュウ以外の対策はホタテの貝殻石灰が良いという話もあるようです。
    今年は大きな田んぼでも出てしまったのでどうしようか悩み中です。
    何とか軽症で治まってくれて無事に収穫できると良いですね。

よろこぶつち農園のブログ

http://yorokobutsuchi.blogspot.jp/

日々の作業の様子や販売のお知らせなど。

よろこぶつち農園Facebookページ

https://ja-jp.facebook.com/Yorokobutsuchi

よろこぶつち農園

オンラインショップ

http://yorokobutsuchi.cart.fc2.com/

農産物はこちらから購入していただけます。